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ひだまりのなかまたち

ぼくは、「みちお」。ひだまりネコ軍団のリーダーのつもり。大先輩の「でっきー」のまねをしてみんなを紹介します。


まず、自己紹介。ぼくは、神戸で生まれたんだ。よちよち歩きの時に工事現場の管の中に入り込んじゃって出られなくなったのを「動物レスキュー神戸」の人たちが助け出してくれたんだ。だから、名前は「みちお」。そのあと、里親探しをしてくれたけどなかなか見つからなくて、レスキュー神戸の人たちが会報に載せたんだ。そしたら、横浜に居る「ひだまりのおばちゃん」が里親になりますって言ってくれたんだって。ぼくは神戸から新幹線に乗っておばちゃんの所に来たんだよ。ちっちゃかった僕も今は6キロぐらいある立派な「おじさん」になったよ。さあ、仲間たち6匹と先輩たちを紹介していくね。




この子は、トントン。次に紹介するミーミーと兄妹。中国の人に飼われてたんだけど、その人が中国に帰らなきゃならなくなったので、レスキュー神戸に相談したんだ。兄妹まとめて引き取ってくれる里親さんは居ませんかって。「ひだまりのおばちゃん」なら大丈夫なんじゃないかとレスキュー神戸の人が電話したんだよ。やっぱり、おばちゃん二つ返事で引き受けたんだ。トントンとミーミーも新幹線で神戸から来たんだよ。トントンは臆病で、ひだまりについた時、これまでに見たこともないほど、たくさんのおじいちゃんやおばあちゃんが居たからソファーの下に隠れて半日出て来なかったんだよ。




この子がミーミー。きれいでしょ。トントンと同じで尻尾が「まあるい」んだよ。かわいいよね。でも、臆病なトントンと違って、とっても好奇心旺盛でおてんばさんなんだよ。初めてひだまりに来た日も到着してすぐキャリーケースから飛び出てきて、あっちこっちを調べて回ったんだ。お兄ちゃんよりずっと小さい体なのに勇気あるよね。病気一つしないし、人なつっこいし、おじいちゃんたちに人気があるよ。




「こうめ」ちゃんだよ。ひだまりのボランティアさんが捨てられているところを保護したんだけど先住ネコちゃんがヤキモチをやいてしまうので飼えないって、おばちゃんに相談したんだ。おばちゃんまたまた二つ返事で引き受けたんだ。おばちゃんは本当に動物が大好きなんだよね。
こうめは、「かわいこぶりっこ」なんだよ。僕たちには強気なのに、おばちゃんたちには、「アタチカワイイデチョ?…」ってやってみせるんだよ。おばちゃんの背中にピョコンって乗っちゃったり、スリスリし続けるんだ。かなり大きいから、背中に乗られた瞬間、おばちゃんは「う!」って言ってるよ。




このこはカノン。女の子(もう、おばさんだけどね)。ある日、動物病院の里親探しに居た捨てられてた兄弟猫6匹。その中の1匹だったんだって。動物病院のお姉さんが、この子は顔の模様のせいで貰われないかもしれないって言うのを聞いちゃったから。おばちゃんが引き取ってきたんだ。おばちゃんも、ぼくも、可愛いと思うけどなあ…何でだろうね。すごく頭がよくて、後から来た子猫たちをしっかり面倒見てお母さんみたいに慕われてるよ。おばちゃんたちに「カノン」って呼ばれるとお返事するし、「カノンごはん?」って聞かれると「ゴ・ハ・ン」ってしゃべるんだよ。ぼくには出来ないなあ。



この子はトルテ。ひだまりネコ軍団のなかで一番細いかな。顔もちっちゃいよね。甘えん坊さんの女の子だよ。おじいちゃんやおばあちゃんに抱っこされると嬉しくてヨダレたらしてしまうんだって。かわいいよね。この子も捨て猫で、拾われた時はひどい下痢をしていたんだ。病気だから捨てられちゃったのかもしれないって、おばちゃん言ってたな。カノンがたくさんたくさん可愛がってくれたから、とっても幸せだよね。掃除機が嫌いだって。お掃除のときは、逃げちゃうんだよ。




この子はジャム。女の子で軍団最年少。でも、体は僕の次に大きいかな。ジャムはおばちゃんが、先輩ワンコ「めりぃ」と散歩しているときに出会った子だって。めりぃが、ジャムのかすかな鳴き声を聞いておばちゃんに「助けてあげて」って教えたんだって。手のひらにのるぐらいちっちゃなジャムは、その時、左目が目やにでふさがってたんだ。お医者様に連れて行ったら、左目はほとんど見えないだろうって。そのせいかな、とても「こわがりやさん」。このごろは、みんな優しい人たちだってわかってきて抱っこもされるようになったけどね。ジャムもカノンがしっかり守って育ててくれたんだよ。寒い時は、カノン・トルテ・ジャムの3匹は「猫団子」になって寝てる。


僕たち7匹は、お外には絶対出ないんだ。ご近所に迷惑かけないためと、交通事故や病気・けがにならないために、安心していられるお家の中に暮らしているよ。そして僕たちがみんな仲良くできたのは次に紹介する大先輩猫「でっきー」のおかげなんだ。僕たちと、おばちゃん、ひだまりを今もずっと見守っていてくれる天国にいる仲間たちを紹介するね。

 

先輩たち


僕も大好きだったリーダー猫の「でっきー」。おばちゃんがNPOの前身「地域ケア拠点ひだまり」を始める少し前に、おばちゃんの所に迷い込んできたんだ。足のけがが膿んでいて痛がっていたのをおばちゃんが治療してあげるうちに居ついたんだ。大きな雄猫だから「でっきー」って名づけたんだよ。おばちゃんも見たことがないほど、ハンサムできれいな色、性格も最高だったんだ。ものすごく頭が良くて、おおらかでご近所の子供さんたちに大人気だったんだって。それからずっと「ひだまり」と一緒に生きてきてくれたんだけど去年(平成25年)8月に天国に逝ったんだ。そのころ居た10匹の猫たちをまとめあげたカッコいいリーダーだったよ。正確な年はわからないけどたぶん18歳ぐらいだったんじゃないかな。




「まるめ」先輩。ある日「でっきー」がよちよち歩きのやせっぽちの仔猫を連れて帰ってきたんだ。「この子を助けてやって下さい」と言っているようだったって。おばちゃん「まかせて!」って引き受けたんだ。「まるめ」も男の子、目がまんまるだったから「まるめ」って付けたんだって。可愛い甘えん坊で、通学路に面していたケア拠点の前を通る子供たちに、たくさんたくさん遊んでもらったよ。猫に初めて触るっていう子供たちがたくさん居たんだって。きっとあの頃のみんなの心に残っているだろうな。…そうだといいな…。「まるめ」は今年(平成26年)4月に天国に逝ってしまったんだ。16歳だったよ。




ラブラドールレトリバーの「めりぃせんぱい」。16歳で天国にいってしまったけど、5歳の時から11年間おばちゃんたち家族を本当に幸せにしてくれたんだよ。前の飼い主さんが亡くなって一人ぼっちになってしまって、寂しくて吠えたんだって。それがうるさくて迷惑だったんだね、近所の方が引き取り手を探してて、犬好きのおばちゃんに会ったんだって。もちろん、すぐにおばちゃんちの子になったよ。
すごく頭のいいワンコで、ゴミ出しもちゃんと手伝うし、お散歩の時は自分のおもちゃは自分で持って歩く、洗濯するタオルはちゃんと洗濯機のところに運んだんだ。野菜が大好きだったから冷蔵庫の野菜室が開くと飛んできたんだよ。寝るときはいつもおばちゃんのベッドで一緒だったんだって。
めりぃが逝ってしまって、おばちゃん何日も泣いてたよ。




「タウンニュース」っていうミニコミ紙に動物病院が載せた「里親探し」の記事がきっかけだったんだって。朝のお茶の時間に利用者さんたちと一緒にミニコミ紙を見ていたら、ジョンの写真と「10歳のミックス犬・おとなしいです」っていう文章があったんだって。「10歳で雑種じゃ貰い手はいないだろうな…」「ひだまり荘で飼おう!」という話になったらしい。すぐに、動物病院に電話しちゃったところなんか、さすがおばちゃん!!で、平成20年11月、ひだまり荘の子になったんだ。元の飼い主さんは、お年寄りご夫婦で、もう世話が出来なくなったって動物病院に預けてたんだ。ジョンは全く耳が聞こえないワンコだったけど、とても穏やかでおとなしいから、陽だまり荘の利用者さんたち皆さんに可愛がってもらったんだ。平成26年5月10日に天国に逝ったんだ。亡くなる半年前から、おばちゃんはずっとひだまり荘に泊まり込んでジョンと一緒に過ごしたんだ。ジョンが居なくなって、おばちゃん淋しくて、やたら僕たちネコ軍団をさわるんだ。仕方ないな、さわらせてあげるよ。



この子は美人ねこ「ありす」って言うんだ。「めりぃせんぱい」がおばちゃんと散歩している時に泣いてる「ちっちゃなありす」に出会ったんだって。もちろん、おばちゃんお家に連れてきたよ。めりぃさんとも、そのころ居た先住ねこの「ももたろう」にも可愛がられたんだけど、おばちゃんの旦那さんがアレルギーになっちゃったんだって。それで、ひだまり荘の子になったんだよ。甘えん坊だけど、よくブツブツ文句言ってるから機嫌が悪いのかなって思っちゃうよ。座っている姿が本当に可愛いんだよ。めりぃ先輩が天国に行っちゃって、あまりの淋しさにおばちゃんちの人たちのためにお家に帰ったんだ。アレルギーのある旦那さんも薬を使いながらだけど「ありす」が居てくれるのを喜んでるって。ぼくたちは、ありすに会えなくてさびしいけど、ありすは元のお家に戻れて喜んでるよ。



7匹のねこ達がいるひだまり荘を見に来てください。きっと楽しいですよ。